Redshift
Redshift-Site-Icons Redshift-Site-Icons Redshift-Site-Icons Redshift-Site-Icons Redshift-Site-Icons
  • 建設
  • 建築
  • インフラ
  • 製造
  • サステナビリティ
  • リアル ライフ
  • リスペクト
  • マイ デザイン マインド
CSR (企業の社会的責任) の重要性: 社会貢献に積極的な 7 企業
Newsletter icon-search

CSR の重要性:

社会貢献に積極的な企業 7 社

The Importance of CSR

BY ROSA TRIEU

ビジネスのサステナビリティ (持続可能性)、コーポレート シチズンシップ (企業の市民性) とも呼ばれる CSR (企業の社会的責任) の支持は、ますます高まっている。もはや単なるトレンドでなく、当然のものになりつつあると言えるだろう。成功を収めている企業の多くは、それが責務であり、地球と企業自身のどちらにも役立つものだと考えている。

2014 年のニールセンのレポート (英文) によると、消費者の 55% は、社会や環境へプラスの効果をもたらすことに尽力する企業の製品やサービスへ、より多くの対価を支払うという。また優れた CSR プログラムは、従業員に充足感を与えるだけでなく、職場に引き留めることにも役立つ。

だが、積極的な参加を促すような優れた CSR の取り入れ方を見極めるのは、難しいことでもある。ここでは企業の社会的責任の重要性と、世界的な大企業の取り組み、社員を活動に参加させる手法の例を幾つか紹介しよう。

Target

米国内でトップクラスの売上高を誇るディスカウント百貨店チェーン Target は、CSR により健康やサステナビリティ、責任ある調達、教育などの分野へ強いインパクトを与えるという、大きな目標を掲げている。ターゲットによると、同社のチーム メンバーは、それぞれのコミュニティで毎年何十万時間ものボランティア活動を行っている。多くの方法でインパクトを実現しており、節水では目標を 10% も上回る結果を達成した。さらに、新たに 601 箇所でかんがい設備を拡張したほか、新規開設店舗では、地元産で持続可能な植栽を 75% 増やすことに努めている。

2015 年度の企業の社会的責任報告書 (英文) で、ターゲットは目標を達成できた分野とそうでなかった分野を明示している。CSR がコミュニティへどのような影響を与えられるかに目標を設定し、その目標の達成や突破でビジネスの成功を評価すれば、341,000 名もの従業員を擁するターゲットほどの会社でなくても、長期的にはビジネスを必ず促進するものとなる。

Toyota

トヨタは記録管理の正確さと精度の獲得に懸命な努力を行っており、これはコーポレート シチズンシップへの第一歩となる。例えば ERA Environmental Management Solutions に関心を寄せ、この団体が排出量計算の正確かつリアルタイムな記録管理を維持し、法規制への準拠が確実に行われるよう支援を行っている (それがひいては費用削減につながる)。

大抵の企業は、法規制の要件に付いていくだけで精一杯だ。ERA 共同設立者であるゲイリー・ヴェーグ氏は「スプレッドシートにまとめたり、数合わせをしたりすることに時間を取られていると、環境や会社の収益にプラスとなるイノベーションや改善に注力できません」と話す。「記録管理や報告を自動化するソフトウェアを使用することが精度の向上に役立ち、プロジェクトやライフサイクル分析、その他のコミュニティの利益となるイノベーションへ、重点的に取り組む時間の確保にもつながります」。

 Google

荒廃した国や地域に金銭や古着、玩具を寄付するだけでは十分とは言えない場合もある。とりわけ、建物が崩壊し、人々が路頭に迷うような自然災害の場合には。2008 年、中国四川省を M 8.0 の大地震が襲った際、Google とその社員は 260 万ドルの募金を集め、災害援助機関に 102 万ドル相当の無償広告を提供。行方不明の家族を探す検索プラットフォームも開発している。また支援と救助の取り組みを向上させるため、中国の国家測絵地理信息局に対して、地震の影響を受けた地域の衛星画像を提供した。

検閲を巡るいさかいは現在も進行中だが、Google は、Google China Social Innovation Cup による CSR への取り組みを続けている。中国の検索市場に再参入するかどうかはさておき、Google は CSR のリーダーとしての評価を高めるような、数多くの取り組みを行っているのだ。

Salesforce

セールスフォース・ドットコム会長兼 CEO であるマーク・ベニオフ氏は、総合的な慈善活動モデルを推進。このモデルに従い、同社は製品の 1%、株式資本の 1%、時間の 1% を、世界各地のコミュニティを向上させる Salesforce.com 財団に投資すべきだと考えている。社員には、ボランティア活動 (STEM 教育における学生指導、浜辺でのゴミ拾い、ホームレス向け食料提供所での作業など) のため、年間 7 日が有給で与えられている。

セールスフォース・ドットコムは、民間非営利団体 (NGO) に対するソフトウェア ライセンスの寄付や割引も行い、技術革新に重点を置く NGO を設立資本金で助成している。セールスフォース・ドットコムなどの大企業は、他の小規模な企業が生み出す技術発展が恩恵をもたらすという立場を取っている。つまり、NGO のイノベーションの支援が、自らの長期的成長に役立つということだ。このモデルは広く知られるようになり、それに習って複数の企業が採用している。

Autodesk

オートデスク基金 (Autodesk Foundation) は、ソフトウェア開発者から製品マーケティング担当まで、オートデスクの社員がそれぞれの専門知識を、NGO やスタートアップに対する無料奉仕のプログラムを通じて応用することを許可。それにより、より良い世界を生み出す助けとなるよう支援を行っている。世界各地のオートデスク社員は力を合わせ、毎年数千時間を 3D プリント製義手の組立や学校、児童養護施設、災害支援プログラムに提供される食事の梱包などのボランティア活動に費やしている。

オートデスクは、社員の強みを生かしたマッチング寄付プログラムや有給のボランティア時間支給、ボランティア時間記録に対する報奨などのインセンティブを通じて、社外の人々に対する支援提供を社員に奨励している。

Nike

世界中のアスリートのための製品イノベーションを推し進めることをミッションに掲げるナイキは、リアリティ ゲーム番組「アメージング・レース」を手本にしたゲームなどのチーム ビルディング活動に参加している。チームは、ルート上のチェックポイントに到達すると、救助シェルターやフード バンク向けのパッケージを用意する。ゲームをして過ごす楽しい時間に加えて、チームの絆を強め、友好的な競争精神を利用するアイデアだ。

ディズニーやナイキ、Google、トヨタをクライアントに持つ Wise Guys Events のチーム ビルディング ゲーム マスター、マイルズ・ナイ氏は「どのクライアントも、3 カ月毎のチーム ビルディング活動への参加が必要不可欠になりつつあります」と話す。「こうしたイベントがもたらすものへの期待は、いまや変わりました。2016 年の現在、もはやボウリングは適切とは言えません。大型クライアントの多くは、より持続的な影響を持つものによって、さらに収益を増大できる点を理解しています。これこそが、良質なコーポレート シチズンシップの取り入れることに、意味があるということです。コミュニティに還元するためにチーム ビルディング デーを利用することには、2 つの有益な狙いがあります。ひとつは、互いの活動に時間と労力を提供し、仲間意識と敬意を持つよう社員に促すこと、もうひとつは、博愛的な企業文化に社員を巻き込むことです」。

Disney

コミュニティという認識を社員の間に生み出すため、ディズニーも Wise Guys Events などのチーム ビルディング サービスを利用している。先日、ディズニーは Superhero Academy プログラムをスタートさせた。このプログラムでは、プレイヤーたちは公園でゲームをしながら、Children’s Hospital Los Angeles、UCSF Benioff Children’s Hospital Oakland など任意の選択先に届けられるビデオレターやその他のプレゼントなどを準備する。

CSR イニシアチブのリソースが社内にない場合には、チーム ビルディングに特化した有償サービスの活用が価値ある投資になるかもしれない。重要なのは、全員を参加させることだ。「先日、 200 名のグループ向けのイベントを実施しましたが、ひとつだけ心残りだったのは、上級管理職が不参加であることに参加者が気付いたことです」と、ナイ氏。「チーム ビルディングは “働きバチ” のためのものだという考え方は、社内の分断を改善するどころか、さらに悪化させかねません。ハイレベルなクライアントがその重要性を理解すれば、コーポレート シチズンシップにおいて、全員が平等になります。それに、これこそがシチズンシップの要なのではないでしょうか?」。

Redshift について

Redshift は、建築やインフラ、建設、製造の各業界における「創造の未来」のストーリーを紹介する、オートデスクのオンライン パブリケーションです。機械学習やジェネレーティブ デザイン、ロボット工学における技術の進歩により、デザインの本質は変容しつつあります。デザイナーやエンジニア、ビルダー、メイカーは、もはや従来のデザインやエンジニアリングの概念の範疇に留まるものではなくなっています。その状況は「レッドシフト」しているのです。だからこそ、オートデスクの探求は続きます。創造の未来を探り、明日の、そして 100 年後の製品や建造物、都市がどのように構築されるようになるのかを明らかにするために。

オートデスクについて

オートデスクは、ものづくりを行う人々のためのソフトウェアを開発しています。高性能の自動車を運転したり、そびえ立つ高層建築に感嘆したり、スマートフォンを操作したり、素晴らしい映画作品を楽しんだりする方であれば、Autodesk ソフトウェアを活用する、何百万もの Autodesk カスタマーの作品に触れたことがあるでしょう。

eBook をダウンロード

ダウンロードはこちら
Redshift
Redshift について 著者 コンタクト Newsletter 日本語
言語を選択
以下の言語でご覧いただけます
日本語 English Deutsch Français Italiano Español 中文 Türkçe 한국어 Português
Redshift-Site-Icons Redshift-Site-Icons
© 2022 Autodesk, Inc All Rights Reserved プライバシー ご利用上の注意と商標について 不正コピーについて
建設 建築 インフラ 製造 サステナビリティ リアル ライフ リスペクト マイ デザイン マインド
Redshift
Redshift について 著者 コンタクト Newsletter 日本語
言語を選択
以下の言語でご覧いただけます
日本語 English Deutsch Français Italiano Español 中文 Türkçe 한국어 Português
Redshift-Site-Icons Redshift-Site-Icons
© 2022 Autodesk, Inc All Rights Reserved プライバシー ご利用上の注意と商標について 不正コピーについて
Success!
ご登録ありがとうございました
「創造の未来」のストーリーを紹介中!
X