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米国オリンピック博物館が意欲的デザインの実現にレーザースキャンを活用
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米国オリンピック博物館が意欲的デザインの実現にレーザースキャンを活用

コロラド州に建設中の米国オリンピック博物館のデザインは、野心的かつ優美で、アイコニックなものです。この複雑なビルディングへ生命を与えるレーザースキャンの活用方法をビデオで紹介しています。

by Redshift Video
建築 - 2019年2月20日

2020 年、コロラド州コロラドスプリングスにオープンする米国オリンピック博物館は、アスリートたちの優美な動きにインスパイアされたフォームが特徴となっていえる。その野心的なデザインを実現する絶対的な精度を確保するため、レーザースキャンを活用。このビデオでは GE Johnson のチームが、そのテクノロジーをフル活用した方法を紹介している。

[ビデオ字幕]

ジョン・シュワルツ氏 (GE Johnson 統合サービスマネージャー): このプロジェクトのデザインを始めた段階ではモデルとレンダリングでしたが、思わず声を上げました。とてもビックリしました。本当に美しい建物です。でもすぐに、これをどうやって建てるんだと思いました。

クリスティーン・アンジャルド氏 (GE Johnson 統合建設テクニシャン): 湾曲とアングルだらけで、様々な材料が一緒になっています。システムも複雑で、とにかく多くのもので成り立っています。

ユウシロウ・オカモト氏 (Diller Scofidio + Renfro デザイン アーキテクト): デザインの関係上、許容誤差は小さかったので、精度の高い方法を確保する必要がありました。

シュワルツ氏: この米国オリンピックミュージアムがあるのは、コロラド州のコロラドスプリングスです。国全体のための美術館と殿堂のような場所です。

スタン・ロヴィラ氏 (米国オリンピックミュージアム代表オーナー、プロジェクト マネージャー): コロラドスプリングの商業地域復興の素晴らしい取り組みで、このエリア全体の再開発も含まれています。再開発計画は、とても野心的なものです。

ルーク・バンバーガー氏 (Anderson Mason Dale Architects の Architect of Record*): 市内でも、米国内でも本当にアイコニックなプロジェクトです。

*法令基準の遵守に責任を持つ設計者

アンジャルド氏: 世界的なプロジェクトで、皆が注目しています。

ロヴィラ氏: 建築家はミュージアムの外観のデザインを、陸上競技の動きを反映したものにしました。円盤投げの選手やバレーダンサーらを参考にして、この建物に、そうした動きの感覚を出しています。

シュワルツ氏: 建設に関しては、コンクリートを打設し、鉄骨構造を立て、骨組みを作り、外壁の金属パネルの作業を進めているところです。この建物で難しいのは その“フォーム”で、外壁がどう被せられるか、というところです。捻れたり歪んだりするユニークな形状で、その表面は基本的に1枚のパネルなので、複雑になります。そのため外壁には新たなテクノロジーである、レーザースキャンによるリアリティキャプチャを行いました。

バンバーガー氏: こうしたパネル配列だと 隣接するパネルは別々の形になります。このプロジェクトでは、およそ 1 万枚のパネルが使われます。建物の同じ高さに何百枚ものパネルが配置され、こちら側も、向こう側も正確に合っていることが必要です。隣のパネルとの間隔が 2 mm もズレていたら、反対側のパネルは半分ハミ出してしまったり、逆に足りないような状況になりかねません。だから間隔は本当に重要なんです。

シュワルツ氏: 両側を同時にやる必要があります。180 度回転させます。

オカモト氏: 精度の高い方法を確保する必要がありました。3Dスキャンのテクニックを使って Z-Girt と金属パネルの取り付け場所を識別したので、取り付けの表面が 3D モデルに合致することの確認が必要です。

アンジャルド氏: プロジェクトの要所要所でスキャンを行なっています。南側のエレベーションでは鋼、フレームと被覆材料をスキャンします。スキャンをしたら、それを [Autodesk] Navisworks ファイルと 3D コンポジット モデルに入れ、スキャンとフレームもしくは鋼の間の切断面を見て、それが揃っており許容範囲内であることを確認します。デザインの意図、製造モデルに従っていることを確認するのは、とても重要です。スキャンを活用することで設定や相殺を行うことができ、ターゲット内に収まったのか許容範囲外なのかを確認できます。とても役に立つツールだと確認できました。

イリヤ・アロスキン氏 (MG McGrath プロジェクト マネージャー): パネルをインストールするプロセスで最も重要なのはレイアウトです。まず Z-Girt を建物に置いて、どこにパネルを付けるかを検討します。パネルはピンを使うことでお互いに噛み合い、下にあるパネルが、上にある次のパネルを保持します。スキャンは、関係する場所の調整を行う役割を果たします。問題をその場で把握でき、インストールを始める前に、どこで壁が少し傾いているかが分かります。それを構造担当の職人に修正させたり、自分たちでパネルを調整したりできます。問題の把握が、以前よりずっと早くなりました。

シュワルツ氏: 以前はこうした形状を把握するテクノロジーを手にしておらず、こんな構造は想像すらできませんでした。今では想像したことを実現できます。デザインにおける可能性を開くことができます。そのテクノロジーがあり、それを建設でき、しかもそれを高いクオリティで実現でき、誰もが誇れるビルを提供できます。とてもエキサイティングです。

#プレファブリケーション - #リアリティ キャプチャ - #レーザー スキャン - #材料 - #構造エンジニアリング
Redshift ビデオチームのシュウェッタ・ベリー (Executive Producer) とアンディ・ウェストフ (Cinematographer/Editor) は、心に響くビジュアルストーリーを生み出しています。
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